「玄米は消化に良くないし、農薬が残っていることもあるから、うちは白米!」
…そんな理由から我が家では玄米が食卓にのぼることはほぼありませんでした。
たまに玄米を混ぜたり、雑穀を混ぜてくれたり麦を入れてくれたりしたのですが、パラパラしたご飯好き、なんとな~く玄米はいいものと信じ込んでいた私は玄米100%に憧れていました。
なので、一人暮らしを開始すると同時に玄米生活をスタートした…というのは、「冷えとりと健康法と私」にも書いた通りです。
現在は玄米生活15年以上。夏場なんかはたまに白米が続くこともありますが、やっぱり体が冷えるなと感じたり、なんとなくお通じがスッキリしなかったりするので、玄米ナシの生活は考えられないほどです。
そこまで信仰している玄米って、実際どう!?
いつくらいから効果って出るものなの?
そもそもどんな効果?
そんなことをまとめてみました。
玄米の美味しい炊き方・食べ方
まず、玄米の美味しい炊き方。
ポイントは「カニ穴」です。
炊飯時に、強い火力で加熱されることで、水蒸気の泡が下からお米を押しのけて通ってくるんですね。その通り道が「カニ穴」と言われるものです。
この表面のつぶつぶ空いた穴です▼
この状態=しっかりと対流が起きて、ふっくら炊き上がっているという証拠なんです。
この状態をつくるには、私が玄米生活を始めた2000年代はじめには「土鍋で炊くのが一番」と言われていましたが、現在は普通の炊飯器でも十分カニ穴が空きます。
それに、カニ穴がもし空いてなくてちょっと失敗?となっても大丈夫!
そういうときは炒飯やカレーなど味の強いメニューに変身させて玄米を楽しんでいます。
玄米生活をしているとミネラルが足りなくなるという話も本で読んでいたので、天然の塩+ゴマとか、天然塩を使ったお味噌で味噌汁をつくるという、花の女子大生らしからぬ質素倹約な大学生活を送っていましたが、なんだか充足感はありました。
また、「毎日毎食玄米じゃないと!」という必要はありません。
麺類やパン、月1~2回はファーストフードも食べて、食事を楽しんでいます。
玄米に切り替えてすぐ感じたこと
そんな風に、できる範囲で玄米を楽しんだ結果感じたことはこちらです。
*お通じがものすごくよくなった
もともと便秘体質ではなかったのですが、1日2回以上ということもあります。
これが直接体重減少につながったわけではないですが、やっぱりお腹がスッキリしていると動きも軽くなるものです。
*手先・足先までポカポカする
冬には唇がチアノーゼ(紫色になる現象)になるほどだったのが、冬を迎えても辛さを感じにくくなりました。
もちろん普通のご飯だって身体を温める効果はありますが、玄米は温かさの持久力がちがいます!
*3カ月で2Kg 減量
当時163㎝で58Kgというやや太め体型というのもあったかもしれませんが、予想以上にするっと痩せられていました。
しかも、まだ当時は玄米をスタートしたばかり。
まだまだ食生活が整っておらず、ときにお菓子やファーストフードのドカ食いをしていてもこの減量ができたので、かなり玄米効果は高いと言えるのではないでしょうか!?
※ちなみに当時のドカ食い:アイス6本入り1箱を食べてから罪悪感を感じて玄米1膳を食べるとか、チョコクッキー1箱を食べてからカップラーメンとか、玄米一気に1号半食べるとか…めちゃくちゃでした( ;∀;)
当時は5本指靴下なんておじさんの履くものと思っていたので、靴下にはまだ手を出していなかったのですが、玄米生活に合わせて靴下生活もスタートさせてたら、もっとダイエット効果があっただろうな~なんて…反省?しています。
玄米生活1年~15年にして客観的な効果が出てきました
そんな健康志向ながらドカ食いをやめられない生活が続いていましたが、1年も経ったころにはだいぶ正常な食事ができ、また、それで満足と思えるようになっていました。
そう、玄米食って「満足感を得られる」んですよね!
だから自然とお菓子やファーストフードから離れていくことができるので辛くないんです。
その後大学を卒業し、就職したり、日本を離れたりということがあっても、玄米生活を0にすることはありませんでした。
そのせいか、玄米生活をスタートして10年近くかかりましたが、冷えとり用5本指靴下やマッサージ、ヨガなどを組み合わせて体重は48~9Kgに。
体温も35度台が常だったのが36度台になりました。
体温が35度台になるとアレルギーが起きやすくなったり免疫力も低下すると言われているので、0.5度~1度の体温の差は大きいな~と思っていたのですが、なかなかアトピーは改善せず、現在に至ります。
ダイエットはほぼ目的達成なので、これからはアトピー撲滅が今後の課題です。
ちなみにこちらは、先日行ってきたエステの体験時の写真▼
お見苦しくてすみません!!小さく、ぼかしますんで見てやってください(笑)
「肩甲骨が広がってしまっているので肩こりもひどいのでは?
「もっと首からのラインもキレイにスッとできますよ♪」
などと改善ポイントもありましたが…
「ウエストは理想値ですが、何かされてますか?」
という嬉しい言葉をいただきました( ´艸`)
玄米生活を15年以上続けていると伝えたところ、感心され「そうなんです、お通じをよくして糖質をセーブされるとここにてきめんに効果が表れるんですよ!素晴らしい努力ですね」
とお褒めいただきました!!!
実感として玄米の効果を感じてはいましたが、第三者に、しかもプロにこういった根拠を示されつつ褒められると…これが自信が確信に変わったという感じかしら!!と舞い上がるような気分になりました。
これからも玄米とは長いお付き合いになりそうです。
玄米はちょっと苦手、面倒、家族が嫌がる…という理由でなかなかスタートできない方もいらっしゃると思いますが、まずはできる範囲で一緒に始めてみませんか?
ちょうど、先日「令和」というきれいな響きの新元号が出たばかり。
何かを始めるのに「令和元年からスタートした!」ってなんだか気持ちよくないですか?
結果が出るのは1年後、5年後、もしかしたら10年後かもしれませんが、きっと「あのとき始めてよかった!」と思われるはずです◎