

4月になり暖かくなってきて、歩いていても「いい気分!」という日が増えてきました。
冬の間もウォーキングはちょこちょこしていましたが、どちらかというと「修行」という感じ(笑)
これからの季節は花粉も収まってきてウォーキングにちょうどいい季節ですのでぜひ、冷え性改善にもダイエットにもいいことづくしのウォーキング、やってみてください!
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いいことしかない!ウォーキング効果
ウォーキングはたっぷり酸素を取り入れながら行う有酸素運動。
そのため、血液の循環を良くして冷えを改善する効果はもちろん、糖質や脂肪の燃焼、内臓や心肺機能の強化、血液の流れを良くする、筋肉強化といった効果につながります。
ほかにもこんな効果が期待されます。
骨の強化
骨って歩く、立つなどで刺激されることで骨密度がアップするってご存知ですか?
私の母は医療関係者として介護施設に勤務しているのですが、
「お年寄りはね、歩けないとか立てなくなるとすぐ骨にくる。脆くなっちゃう。だからちょっと無理してでも車いすに乗せたり、立たせたりして刺激しないとだめなの」
という言葉を口癖のように言っていました。
そんなことを昔から聞いて育ったため、「歩かないと老後が怖い!」という刷り込みをされています(笑)
脳の活性化
血流が良くなり、酸素が全身に運ばれる=脳にもしっかり酸素が行き渡るということ。
他にも、足裏からの刺激が伝わり、脳の活性化にもなると言われています。
確かに会社でイライラしたときや落ち込んだときに「コンビニ行ってきます!」と出かけてくると、ちょっとすっきりしませんか?
ストレス解消・瞑想効果
ウォーキングとは一定のリズムで行う運動。そういった反復運動により「β‐エンドルフィン」というホルモンが分泌され、幸福感をもたらすという効果があります。
また、それだけではありません。
心地よさをもたらす「ドーパミン」、心を落ち着かせる効果がある「セロトニン」も分泌されます。これらのホルモンは、ストレスから脳を守る作用があるのですね。
ミャンマーの修行僧は通常の瞑想に加え、「歩行瞑想」をすると言います。(確か、漫画家の西原理恵子さんが体験記で書かれていました!)
私はじっとしている瞑想は苦手なのですが、モクモクと一人で歩いていると集中力の高まりを感じたり、仕事の良いアイディアが浮かんだり、「なんで悩んでたんだっけ」という感じでふっと悩み事が消え去る(この感覚、歩行瞑想ならではです!)ことがあります。
また、季節のよいときには足元に生えている草花や木の成長を眺めるという小さな自然に触れることでもストレス解消効果があります。
セロトニンをつくりだす日光を浴びながら、できれば森林の中を歩ければパーフェクト!
でも、小さな自然を感じながらでも十分に植物からのストレス解消効果は得られるので、近所をウォーキングするだけでもかなり効果的なストレス解消になります。
週何日、何時間歩けばいいの?
20分間歩き続けることで、糖代謝から脂肪の燃焼へ切り替わるというのはご存知ですよね。
ダイエット目的なら20分以上のウォーキングが推奨されており、私自身も体験からウォーキング効果を感じるのは1日20分以上×週3日以上だと思っています。
確かに通勤路を往復合計して1時間半歩いていたときは、ものすごく肩こりが消えたことを実感しましたし、美容家のIKKOさんは1日2時間必ず歩いているとも聞いたことがありますが…
しかし!
1日1時間以上のウォーキング時間を確保するなんてちょっと大変という方も多いですよね。
私個人の体験ですが忙しい時期があり、20分のウォーキング通勤20分を自転車通勤に変えたら、生理前にあの腰痛が来るようになってしまった…という体験があります。
慌ててウォーキング通勤に戻したら3日ほどで腰痛が軽減したのです。
ウォーキングをストップしたからこそ知れたウォーキング効果を改めて思い知ったという感じでしょうか。
最低でも1日20分、週3日で、きっと身体の変化を感じていただけるはずです。
冷え性改善のためのウォーキングのコツは?
「歩いていても手が冷たいままなんです」
そんなお話を聞くこともありますが、冷えを改善したいのであればぜひ、ウォーキング中でも手先を動かしてくださいね!
もともと手は毛細血管の集まりで温まりにくい部分ではあるので、意識的に温めないと反応してくれません。
歩きながら指をグー・パーとしてみたり、お祈りをする感じで手を手を組んでみたり(右手の親指あ上に来るようにしたり下にくるようにしたりと組み換えもお忘れなく!)、手を揉んでみたり…も効果的です。
あとは、時々肩甲骨を寄せるように肩を動かすことで肩~背中の温まりかたも変わってきます。
よく言われるのは「チアガールの動きは肩周辺の血流解消に効果的」ということ。
もし荷物があまりなくて、人目も気にならない場所でしたらぜひ、”チアガールの動き”をしながら歩いてみてください。
一気に全身が温まりますから!(←ちょくちょくやっている人)
まとめ
コンビニやスーパーまでの5分!
車や自転車をやめて、一駅手前で降りてちょっと強制的に歩いてみませんか?
熱があったりケガをしているのにウォーキングする必要はありませんが、「なんかちょっと疲れた」というときであれば、逆にサクッとウォーキングしてさっさと寝ることがおすすめです。
歩くまでは億劫でも、歩き終わったあとの身体と心の爽快感、身体の温まり方を感じたら、そして歩くことが習慣化して身体の変化も感じられるようになったらしめたもの。
コストなし、道具なしで気軽にできてメリットしかないウォーキング!
ぜひ思い立ったその日からスタートしてみませんか?